ボウリング場のイベント、試合に参加することで多くのことを学べる一方、実力差にショックをうけることもあります。しかしこのような場では学び以上に出会いもあり参加しない限りチャンスもありません。
ボウリング場でのイベントや大会って参加しても大丈夫かな?と聞かれることがあります。参加は自由ですがイベントとはいえ参加することでのメリット・デメリットもあります。
また技術的にどの程度が必要かも心配される方も多いので記事にしてみました。
もくじ
ボウリング場オリジナルのイベント・大会ってなに?
ボウリングが楽しくなってスコアも少し良くなってくるとボウリング場で開催されるイベントや大会情報が目に入ってくるようになってきます。
このようなボウリング場のオリジナルイベントでは契約しているプロボウラーの指導を受けれたり、お客さん同士での力比べも含めた試合・大会もあります。
イベントに参加するデメリット
完全な初心者には場違い的な雰囲気
大会に参加しているほとんどの人が、マイボール、マイシューズです。
そんな雰囲気の中でボウリング場のレンタルのハウスシューズ、ハウスボールで投げる勇気がありますか。
気にしなければ大丈夫という声もあるでしょうけどそれなりに趣味としてボウリングを楽しんでいる方たちの試合です。
最低でもマイシューズくらいは、揃えてから参加したいものです。
ただしマイシューズはこれからボウリングをする方にとって大事なものですし、持っているだけでレンタルシューズを借りなくていいので経済的です。
ボウリングが楽しいと思ったら思い切って購入するのも一つの手です。
スコア自慢のボウラーや雰囲気に飲み込まれる
実際のボウリング場主催の大会、試合でも名前入りのユニフォームを着たり、JBCのワッペンをつけたり、手にはサポーターをつけたりした選手がほとんどです。
練習タイムや試合中に、ばんばんストライクを決めてくるような会場で投げるほど、自分の腕は確かでしょうか。
異様な会場の雰囲気に飲まれて、実力の半分も出せないのが普通です。ちょっとうまくなったから程度で試合に出るのは、挫折感と屈辱感を味わうだけです。
だけどこの悔しさをバネに実力が伸びる人も多いのが事実。
あなたの性格を知っているのはあなただけです、恥ずかしい思いや悔しい思いをして伸びるタイプだったら挑戦してみるべきです。
イベントに参加するメリット
練習以上の効果やボウリングの上達の近道になる。
イベントの中でも試合に出ることは、実力を試せますので、公式の場での真の自分の実力をふり返ることができます。
また、投球フォームやスペアーを取るのが苦手なピン並びなど、多くの反省点に気付くこともできます。
それらを、次のステップや向上心につなぐことができ、日々の練習に生かしていくことができます。
試合を通じて一投の大事さがわかる
試合では、オープンフレームを作ったら、ほとんど負けも同然です。だから、各フレームの一投一投が勝負です。
そのため、一投一投、コースを考えながらていねいに投げるようになり、一投一球の重みを感じられるようになります。
他の参加者でお手本となる人が見つかる
投球フォームのきれいな選手やピンアクションのすごい選手など、学ぶことがたくさんあります。気になった参加者のプレイスタイルをお手本にするのもいいでしょう。
特に、同組の選手からは、残りピンの状態によって変わるスペアーのねらい方を学ぶことができます。
逆に他のボウラーが改善した方がいい点や、マナーなどに関して気をつけた方がいいことなども見えてきます。
これは客観的な視点で大会参加者を見ることができるので練習以上に大事なものです。
ボウリング仲間が作れる
場合によっては、新たなボウリング仲間ができるかもしれません。仲間というより先生になってもらえる人に、出会えるかもしれません。
新たなボウリングを通じた、人間関係を築くことができます。
ただしお互いに礼節をもって関わるようにしたいです。なぜなら今後同じボウリング場で再び再開することもあるためお互いに良い印象をもつようにしたいですね。
ボウリング仲間が増えれば情報の共有や一緒に練習する機会もできるかもしれませんね。
ボウリングイベント・試合に参加するための心構えと実力
ある程度うまくなると、大会に出てみたくなるのは人情でしょうが、試合会場の独特の雰囲気に気をされない強い心をもってのぞまないと逆効果です。
他の選手のボールのスピード、ピンアクション、流れるような美しいフォームなどだけでなく、次々にストライクを決めてくるのを目の当たりにして「来なきゃ良かった」と、落ち込むこともあります。
腕試しに出てみるならば、まずは、年齢別や経験別でグルーピングされたような大会から出場するとよいでしょう。
全国チェーンの某ボウリング場が行っている「ムーンライトストライク」のような企画で、確実にストライクを取ることも必要な実力です。
また毎回のゲームで、オープンフレームを作らなくなったら、出場しても試合を楽しめるでしょう。