ボウリングのボールの選び方には基準があり重さ、穴の位置で投球が変わってきます。マイボールを使うのが一番ですがそうにもいかないのでボウリング場にあるボールの選び方について解説します。
ボウリングはボールを投げるスポーツですが適当に合うボールを選ぶよりもしっかりと指や手に合ったボールを探した方がスコア的にも伸びます。
今回はまだまだマイボールは考えていない初心者さん向けにボウリング場のハウスボールを選ぶ方法をお話ししましょう。
もくじ
ボウリング場のハウスボールの選び方
ハウスボールとはボウリング場でレンタルできるボールをいいます。つまりマイボールをもっていない方はこのハウスボールを使っています。
ボウリング場にいくとわかりますが、たくさんのボールがあるのでどれを選んだらいいか分からないと思います。
そこでおすすめのボールの選び方について解説します。選び方のコツがわかれば投球もしっかりしてスコアアップできますよ。
ボールの重さはどれを選んだらいい
ボールは、できるだけ重いものを選んだ方が、ピンの重さに負けないのでピンを倒す確率は高くなります。
しかし、重くなるほどコントロールが難しくなるので、最下点の前や振り上げる途中などで、ドスンと落とすようだったら1~2ポンド軽いボールに代えた方が、スコアはまとまります。
逆に、ボールがふわりと空を飛んだり、投げた勢いでレーンの半分くらいまで、転がらずに滑ったりするのは、軽すぎるので1~2ポンド重いボールに代えます。
男性なら12か13ポンドを基準に選びますが、次に記述しているように、穴の位置によってフィット感が全く違うので、同じ重さのボールでも1ポンド程度は重さの違いが感じられます。
ボウリング場では、同じポンド毎にボールラックに並べてありますから、選ぶ時はラックからボールを出して指を入れ、ダランと下げた時の重さと、周りに気を付けて軽く前後に振ってみながらの重さを比べ、重たくもなく軽くもない重さを選びます。
ボールの穴の位置と指について
ボウリング場でレンタルできるハウスボールは、一般的に指を入れるホールを大きめに作ってあります。それで投げるときは、どうしても3本の指で握っているような感じになります。
本来は、親指をホールに入れて、中指と薬指は第一関節に入れるというより、関節に引っかけているような握り方をするのが、スピンのかかったボールを投げるコツなのですが、ハウスボールでは、それは望めません。
それで、できるだけスパン(親指と中指・薬指の間)の長いもので、ボールにフィット感があるものを選びます。スパンが狭いボールは、持ち易いのですが、スピンのかかりが悪かったり、コントロールがとりにくかったりします。
指を入れて手のひらとボールとが、ぴったりと合うようなフィット感のよいものを根気よくさがします。ボウリング場によっては、複数のボールをストックしても良いところがあるので、選択に迷ったボールは、レーンに持ち込んで、実戦の中で選んでいきます。
複数のボールを使う
一投目と二投目で違うボールを投げるのもスコアアップにつながることがあります。
一投目は、ピンに負けない重いボールを投げ、残りピンをねらう二投目は1~2ポンド軽いボールを使うことで、コントロールをしやすくします。もちろん、同じボールを使った方が、スペアになり易いこともありますから、自分に合った投球方法を見つけます。
ただ、どのボールを使うにせよ、投球前には必ず表面をふいて、レーンのオイルを落とします。レーンのオイルは、ボールの曲がりに大きく関係します。朝早くのレーンと夕方のレーンとでは、違います。
中央のレーンが空いているのに、端のレーンを指定されるのもレーンコンディションを均等にするためかもしれません。
まとめ
はじめにもお話しましたがボウリングはボールでピンを倒すスポーツです。だからこそボールがいかにあなたに合っているものが大事なのか?ということがお分かりいただけると思います。
今回はその大事なボール選びについて解説しました。難しそうに見えてもちょっとのコツさえ知っていればあなたの指にあうボールが見つかるはず。
もっとボウリングが楽しくなってきたらマイボールを手に入れるのもいいでしょう。それが一番の上達する近道とも言えます。