親指を入れずに投げるサムレス投法は初心者でも簡単にフックボールが投げることができますが怪我をしやすく注意が必要です。
サムレス投法とは親指を抜いた中指と薬指だけで投げる方法のことを言います。プロでまれにみるテクニックですが初心者でも簡単にすることができます。
しかし、普通に投げるより危険度が高くコントロールも難しいのです。ではどういったことに注意すべきなのかまた、本当に曲がるのか?についてご紹介します。
もくじ
サムレス投法の注意点
ボールが大きく曲がるフックボールは中級者以上の人がやっとマスターしてできるテクニックなのですが、初心者でも簡単に曲げることができてしまうのがサムレス投法のすごいところです。
しかし注意点もあるわけで、どういったことに気を付けるべきなのかと言うと親指で支えることができないため力の掻け具合が難しく肘や手首を痛めてしまう危険性があるのです。
初心者の方はカーブするボールが楽しくなって何度もサムレス投法を連発してしまい怪我をしてしまいまうこともあります。
特にあまりボウリングに慣れていない方はサムレス投法を行わないようにした方がいいのかもしれません。
サムレス投法は本当に曲がるのか?投げ方は?
結論から言うとサムレス投法は「ボールを簡単に曲げることができます」
コツとしてはボールを話すタイミングに手首を立てに振りボールに横回転の力を加えると曲がりやすくなります。イメージしづらいかもしれませんが実際にボウリング場で何度も何度も練習する必要はあります。
この時、気を付けなければいけない点が4つあります。
- 手首を極端に折り曲げない
- ボールを強く握らない
- サムホールは適度な大きさに
- 遅すぎないスピードで
ついつい曲げようとする意識で力が入ってしまいがちですがそれは逆に失敗の原因で、この4つのポイントを守れば簡単に曲げることができます。
ボールの回転数によって曲がる角度も変わってくるので自分がどれだけ曲げることができるのかを理解する必要があります。
あまり曲がらないのであれば中央寄りから投げてみたり、かなり曲がるのであれば左端から真ん中の右側を狙って投げ角度をつけて1番ピンを狙うといった工夫をしてみてください。
考えながら投げるとボウリングがより面白くなると思います。
まとめ
サムレス投法は練習は必要ですが慣れると簡単に曲げられるので中級者の方でも投げている方が多いです。ボウリングのルールでサムレス投法で投げてはいけないと誤解している人もいますがそんなルールはありません。
ただ怪我のリスクがあるということを忘れずに安全に投げましょう。
またサムレス投法に慣れてしまうと正式な投げ方で曲げるボールを練習するときになかなか曲げることができず苦戦してしまいます。
サムレス投法は普通に投げるカーブより確実に回転数が落ちるので上手くなりたい方にはおすすめできない投げ方です。
遊び程度に楽しむくらいが良いでしょう。